『東大家庭教師の頭が良くなる思考法』の
文庫版と電子書籍には「付録」をつけました。
そのなかで成功者の横にいるための方法として、
「実践報告」「成果報告」「感謝報告」を伝え続ける、
と書きました。
ここではさらに具体的に、
なぜこの3つを伝えることが成功者にアピールすることになるのか説明します。
それは、これらの報告を一生懸命してくれる人には、
教えるほうも、教える手ごたえを感じることができるからです。
成功している人は、
その成功しているプロセスの中で体験的に、
「教えることで自分が上がる」
ということを知っています。
「自分のステージを上げる重要な方法のひとつが教えることである」
ということを、よくわかっているのです。
やらない人に教えても意味はありませんが、
教わって実践する人、教わったことを受け取る力のある人に教えることで、
教える人自身が高められるのです。
この3つの報告を、99パーセント以上の読者はバカにして実行しません。
つまり、ついていきたい人に実践報告・成果報告することで注目されやすくなります。
そうすると、成功できる1パーセントのなかに入れるだけでなく、
さらに上の人とも付き合えるようになります。
報告は続けないと意味がありません。
数年続ければ、ついていきたい人には必ず会えると断言できます。
実践報告・成果報告を何年も続けるのは
時間も手間もかかるわけですから、
あなたが本当についていきたい人を選んでください。
※3つの報告=実践報告、成果報告、感謝報告。『東大思考法』文庫版221ページ等参照。