富士山に行ってきました

2013.9.8 @ Mt.Fuji

公式メルマガ 2013年9月5日号より

2013.9.5 @ Mt.Fuji

2013.9.5 @ Mt.Fuji

こんばんは、吉永賢一です。

昨日は(というか、今日までですが)富士山に行ってました。

ぼくは、富士登山ははじめてです。

「よし、富士山に行こう!」

と思い立って行ってきたわけですが、

「思い立って、すぐに行ける」

っていうところが、現代社会のありがたさです。

方法としては、まずバスツアーをインターネットで検索し、
まだ受け付けているところを探し、
次に、ウェアレンタルを探しました。

「富士登山がはじめて」というよりは、
「登山がはじめて」でもあるので、
ウェアも、どうしたら良いのかわかりません。

多少ネットで調べましたが、

「定番のものをレンタルすれば間違いないだろう」

ということでネットでレンタルショップを検索して予約。

あとは、ネットで調べた必要品をもとに、
近所のスポーツショップに行って不足している登山用品などを買ってGoです。

リサーチを、さほど詳しくしなかったのは、

「失敗リスクが低い」

からです。

その根拠は、

「富士登山は、ふつうの体力程度の人がたくさん行っている」

ということです。

それに、周囲に人も多いし、まあ大丈夫だろうということで、
それほど調べずに行ったわけです。

何より、実体験してしまえば、
それが一番てっとり早いリサーチですから。

実際行ってみると、

・登山用の手袋も買った方が良かった
(ツアーの人は、軍手でOKと言っていたので、
軍手を持参したのですが、軍手だと、雨が降った場合、水がしみこみます)

・登山用の靴下は、2足買った方が良かった
(登山時にすごく雨が降ったために、びしょびしょになってしまい、
下山時は、ふつうの靴下を使ったのですが、登山用の方が良かったです。
ただこれは、テストを兼ねて、あえて1足にしたので、データが取れたのでOKです)

・ゼリー状の食糧を買ってゆけば良かった
(プロテインバーやパンは持っていったのですが、
ゼリー状のものもあると、食べやすいと思いました)

・酸素缶は、さらにたくさん持って行くべきだった
(10リットルのミニ缶を1つ持っていたのですが、
登山中、5リットル2缶と、10リットルを1缶買い足したので、
次回は、10リットル6缶持って行こうと思いました。
ぼくが高山環境になれていないのか、酸素を沢山使うのか、
吸収能力が低いのかわかりませんが、小さい頃から、
勉強するにも「酸素、酸素」と言っていたくらいなので、
多めに持って行くのが良いと思いました)

・日焼け止めも持って行けば良かった
(これは、ネットでチェックしたリストには入っていたのですが、
塗ると気持ち悪いので「まあ、いいか」と持っていかなかったのですが、
持っていけば良かったです。シート状のメイク落としと一緒に持って行けば、
寝る前に拭けますし)

・FlipCamを防水ケースに入れて持って行けば良かった
(雨が降ると写真や動画が撮れません)

他にもあるのですが、これくらいにします。

これは、

「直後の復習」

ということでもあるし、

「反省」

ということでもあるし、

「マニュアル化」

ということでもあります。

こうして、マニュアル化することで、

「自分にとってのノウハウ」

が増加し、また前に進むことができます。

この種のノウハウは、覚えておく必要はなくて、
次回必要なときに発見可能にしておくだけでOKです。

(最近、ぼくの場合は
Evernoteに入れて検索可能にしています)

そして、何より大切なのが

「後悔じゃないよ」

ということですね。

思い立って、すぐ行った。

だから新しい体験ができたし、ノウハウも増えたわけです。

ウェアも、もし買うなら、
とりえずレンタルショップと同じものを
買えば良いわけですし。

実際やったからデータが取れて
次回以降に活きるということであって、
「後悔」っていうのとは、違います。

この「心の使い方」ができることが、
とても大切だと思ってます。

1日目は、結構すごい雨と風で、

「富士登山って、こんなに大変なの?」

と思いました。

「これ、ほんとにみんなやってるの?」

くらいに思いました。

そして同時に、登山用のウェアの性能に
感心しました。

これだけ雨が降っても、風が吹いても、

「寒くて、もうダメ・・・」

には、ならないんだなと。

(途中、登り道が急だったりして、
「もうダメかも・・・」と思った箇所は
数箇所あったのですが。)

8合目の山小屋で一泊したのですが、
夜もすごい雨の音と雷の音で、

「これは、頂上に行くのはムリかも・・・」

と思ったのですが、やはり、

「頂上には向かわないでください」

と山小屋の方から説明がありました。

そこでムリやり行くっていう方法もあるわけですが、
それは(登山初経験のぼくには)リスクが高すぎると思い、
ムリはしませんでした。

夜、雨の音を聴いていると、

「小屋ってすごい」

と実感しました。

これ、もし小屋がなければ、
かなり大変なはずだけど、
小屋の中で寝袋に入っていれば、ぬくぬくです。

これできっかけができたので、
来年は、山頂に行こうと思います。

それと、ひとりさんの本に良く出てくる

「観音めぐり」

にも、これをきっかけに行きやすくなるかなと
思いました。

東京駅から出ているバスの旅も
初体験でしたし。

で、なんかメールがまとまったので、
今、ここまで読み返していました。

そして、

「いや、なんかもっと別のことを書こうと思っていたはずだぞ・・・」

と思ったのですが、そうでした、
そもそも、なぜ富士山に行ったのかというと、

「これから、ぼくはどうするんだ」

というのを考えようと思ったからです。

もともとぼくは、「散歩しながら考える」のが好きなタイプで、
これは、そのバージョンアップという感じです。

日本一の富士山で、ご来光を見たりしたら、
きっと良い影響があるだろう、と思ったんですね。

(ちょうど少し前に、友人から富士登山について
聞かされたっていうことも、きっかけにあります。)

ご来光はおがめませんでしたが、

「ぼくは、なにをやるべきなんだ?」

ということについて、考えが深まったと思っています。

「考え」っていうのは、自分に対してもブロックがあるので、
そこを越えるために、いろいろやるんですが、

こうやって肉体的に刺激を与えたり(良い肉体疲労)、
美しい新しい景色に触れたり(五感刺激)

それと、今回はたまたまですが、

こうやって強い雨や風の中を耐えたり(肉体の限界)

こんなことをやって、自分の中から自分を出そうとしたりします。

そして、もちろん、ふだん、なるべく楽しい気持ちでいるのも、
自分の中から、自分が出てくることを助けます。

旅行中は、楽しい気持ちになりやすいので、
旅行には、そういう意味でのプラスもあります。

で、今回考えたこと。

いろいろ考えたのですが、実際やりそうなのは、
次の3つ。

●企画その1

大学受験系。これまで、ぼくが大学受験で教えてきたノウハウを
どんどん「出して」しまう。

ある意味、ぼくの「飯の種」の放出になるのですが、

『センター物理を3分で解く方法』

もやっちゃったし、もう、放出しちゃおうと。

この背後には、

「次のステージに行くには、これまでのものを『出す!』」

という発想があります。

抱え込んじゃうと、よどむし、そこにとどまるので。

●企画その2

真・勉強法

タイトルは、たぶん変わるかもしれないと思いますが、
コンセプトは、

ぼく(吉永賢一)が、より真実に近いと思う「勉強法」

です。

ぼくは既に、勉強法については、
いろいろ本も出していますし、
DVDも出しているし、
教材も出したり、メルマガも書いたり、ブログもやったり、
高校生新聞に連載したり、雑誌に出たり・・・

要は、いろいろ発言してきました。

それらが、「ぼくが思うこと」と違うのかと言えば、
そんなことはないのは、もちろんです。

それぞれ、価値高いものだと思っています。

ただ、それらは、基本的には、
ぼくのことを知らないか、あまり知らない人に向けたものです。

そういう人に、「ぼくが真実に近いと思うこと」を話すと、

「はーん?」

という感じで、ほぼ聞いてもらえません。

その理由は単純で、「わけがわからないから」です。

そんな経験をしてきたからこそ、

「どう話せばわかってもらえるか、
興味を持ってもらえるか」

を工夫してきたわけです。

そうやって、書き続け、
教え続けてきたわけですね。

だけれども、ぼくも「ワンサイクル終わった」と感じていて、
また新しいサイクルを始めるとしたならば、
やはりここからなのかなと。

10年前とは状況が違い、
ぼくの本や、ぼくの教材を研究してくれている人も
増えました。

そういう人にとって手応えがある「勉強法」。

既に、ぼくにある程度以上の価値を感じてくれている人を対象にするからこそ

「やっと、話すことができる」

勉強法について、お話したいと思います。

「わかる」「覚える」「なれる」よりも、
もっと上位の、より抽象的なフレームワークを出すと思います。

(「わかる」「覚える」「なれる」についての、
より本質的な説明も入るかもしれません。)

はじめわかりにくいと思っても、
ここで、ぼくが話すことを理解できれば、
「勉強法」について、世間の人とは
別格の理解ができることは間違いありません。

この意味で、やはり「復習」が必要になりそうな感じです。

ここで話されることを理解すれば、

・自分自身のステージを上げる

ことと、

・大学入試対策、資格試験対策

を両立させるための勉強法とは、どのようなものなのか。

あるいは、

・その学科本来の勉強

・試験対策

を両立させるための勉強法とは、どのようなものなのか。

かなりの手応えと共に、理解できると思います。

また、「ビジネスの構築」についても、
ある程度話すかもしれません。

これは、多くの人が大学入試や資格試験に取り組む理由は、
収入の安定や増加だからです。

●企画その3

これは、正直応募者があるか、わかりません。

だから、開催しないかもしれないし、
やるとしても、たぶん審査があると思います。

「ぼくに何ができるんだ?」

と考えたときに、このサービスはとても良いと思ったけれど、
「まだ早すぎる」のかもしれない。

こんな感じで、あれこれ考えたわけですね。

ぼくは、別に富士山に行かなくても、
ふだんから、たくさんの企画を考えたり、
ビジネスモデルを考えたりしてます。

その中の多くは、そもそも「ぼくはやらないだろう」というものだったりもします。

でも、頭の体操というか、クセというか、
習慣というか、そういうアイデア出しを日々やっているわけです。

もちろん、説明の方法だったり、
セミナーの内容だったりについても考えています。

なんですけど。

パワースポットと呼ばれるような場所だったり、
美しい場所だったり、

そういう場所で、素敵な気持ちになって出すアイデアは、
また格別だと思うわけで。

ひとりさんも、たぶんそうなのですが、
ぼくも、

「そのアイデアが、いつ出たか」

は結構重視しています。

どんな状況で、どんな気持ちのときに出たのか。

苦しい人が、「苦しいループ」にはまるのは、
「苦しい状態」でアイデアを出して実行しちゃうから。

これなんかも、とてつもなく単純なことですが、
知らない人は知らないので、
人生の盲点になっていたりします。

シンプルに、シンプルに。

ぼくの人生も、さらにシンプルにしてゆきます。

ではでは。

吉永賢一

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コメント

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  • コメント (1)
    • 下瀬健司
    • 2013年 9月 09日

    先生がブログを書かれたとメールを見て拝見しました。
    富士山登山はわたしはしたことが無いので、装備の件
    や安全の件で理解できました。

    わたしはモノ造り(車産業)の世界で長年やって気ま
    したので、先生の「教える世界」がとても新鮮で興味
    が湧きます。

    先生は富士山だけでなく、外国に行かれたら、どんな
    ブログになるのか興味がますます湧きますがいかがで
    すか。

    今後のブログも見れるように、URLをPCに記憶
    させましたのでよろしくお願いします。

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